六本木の静かな美術館「泉屋博古館東京」へ

先日、六本木の泉屋博古館へ行ってきました。

ちょうど開催されていたのが、「巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語 ― 現代マイセンの磁器芸術」展。

入り口の大きなポスターからすでに華やかで、心がワクワクしました。

マイセンとは

マイセン(Meissen)は、ドイツで生まれたヨーロッパ最古の磁器ブランド。

1710年に誕生し、白くなめらかな磁器に美しい絵付けを施した作品で知られています

今でも職人の手でひとつひとつ作られており、「伝統と芸術の融合」を感じられる存在です。

ハインツ・ヴェルナーという作家

ハインツ・ヴェルナー(1928–2019)は、マイセンを代表する現代アーティストのひとり。

1957年からマイセン磁器製造所で活動し、数多くの絵付けやデザインを手がけました。

彼の作品は、物語性のある世界観と幻想的な色づかいが魅力。

「千一夜物語」や「夏の夜の夢」など、まるで夢の中のワンシーンを閉じ込めたような美しさがあります。

 

六本木の静かな美術館「泉屋博古館東京」 展示を見て感じたこと

展示室に入ると、色とりどりの磁器がずらり。

金彩のきらめきや繊細な筆づかいに、思わず息をのむほどでした。

ただの器ではなく、一枚一枚が物語を語る絵画のよう。

ヴェルナーの描く人物や花、動物たちが磁器の中で生きているように感じました。

中でも「ミッドサマーナイトドリーム」が素敵でした。

少し撮影可能なものもありました


撮り方が雑でごめんなさい

泉屋博古館 六本木アクセス

  • 住所:東京都港区六本木1-5-1(泉ガーデン内)
  • アクセス:東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」直結
  • 開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

落ち着いた雰囲気の中で、静かに芸術を味わえる美術館です。

庭の緑も美しく、展示のあとはカフェ(HARIO)でひと休みするのもおすすめです。

チーズケーキと珈琲のセット

美味しかったです

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